ヘッドパーツを自作工具で外したり、専用工具で圧入したり

自分でもできる？　ヘッドパーツ圧入、取り外し

中古でフレームを買うと、すでにヘッドパーツが入ってたりします。でも、下玉押しがなかったりとかします。そんなときは下だま押しをかうか、手に入らなかったらヘッド交換ですね。まｔ、最近はロードレーサーもねじ切りヘッドはほとんどなく、アヘッドになっていて、うかつにカーボンフォークをかったらやっぱりアヘッドのフォークだったり…　また、外したらヘッドをつけなくちゃいけないし、新品で買ったら当然ヘッド入ってないし（新品なら店でついでに入れてくれるけど）…

　てことで、まずは

ヘッドセットの取り外しを自作工具でやるぜ！

なんで自作かって言うと、ヘッドを外す工具（タコさんウインナー見たいな形のパイプ）はかっても3年に一回くらいしかつかわなそうだし、思わず5000円とかするからですね。あんなものなくてもヘッドは外せるぜ！　あんなへっぽこ工具はいらないぜ！

用意するものは

ステンレスとかのパイプ。直径25ミリ位から1-1/8インチ（1インチ）以下

ワッシャー2枚　Ｍ8位で、外形が32ミリくらいのやつ（1-1/8インチ（オーバーサイズ）のヘッドの場合）。べつにＭ８でなくてもよい。外形が32なら。

さらにワッシャー2枚　Ｍ6のやつ

ボルトとナット　Ｍ6くらいのやつ

ってとこです。その他カナノコ（100円ショップ）、ソケットレンチ、エクステンションバーなど一般工具。ちなみにＭ6とは、外形6ミリのねじのこととかで、Ｍ6ワッシャとかはそれようのワッシャってことです。

	まず、Ｍ8くらいで外形が32ミリくらいのワッシャのうち、一枚をカナノコで真っ二つにする。外形32ってのはフレームのヘッドチューブの内径に比較的近いからです。こいつを引っ掛けて（言葉が悪いかな？）ヘッドを押し出すわけです。
	次に、こんな感じでテープで止める。ちょっと間隔を空けとこう。
	で、このワッシャにＭ6のボルトを通す。このときにＭ6ワッシャをも入れとく。まあ、Ｍ８のボルト使ってもいいんですけどね。でもって、このボルトの先にナットも止めといてください。先っぽにでも。
	でもって、こんな感じにワッシャを折り曲げて…　こいつをヘッドパーツの奥に入れるわけです。こうしないと入らないので二つに切ったわけです。
	こんな感じにいれる。これで内側からヘッドセットを押せるわけですね。
	反対側はこんな感じにナットでとめる。ナットを締めるときに、ワッシャのワレメをいっぱいに広げておく。後はこいつをたたくいて外すわけですね。ナットを締めるときはエクステンションバーなど活用してください。ソケットレンチ必須です。
	さあ、後はパイプを入れてたたきます。パイプっていっても肉厚の厚いやつは手に入らないかも知れないので、たたくほうにあまってるＭ8のワッシャをビニールテープでくっつけてからたたけばパイプがおかしな形にへこむこともないでしょう。さあ、たたけ
	たたくうちにちょっとヘッドが外れてきた。結構かかるかも？　一人だとフレームを支えずらいね。
	で、そのうち「ポロッ」と取れます。畳の上でやるとグリスで畳が汚れるので注意。
	とまあ、総額400円くらい？でヘッドが外せます。ワッシャをちゃんと広げればこの作業でヘッドに損傷を与えるって事はまずないでしょう。故意に偏ったたたき方とかしなければ。

次は、ヘッド圧入。

これも自作工具でやってもイイのですが、外すのに比べると面倒。まっすぐにちゃんと入れないとフレームに損害を与えるかもしれないとおもうので。臆病風に吹かれた私は専用工具を買うことにしました。といっても激安です。タキザワサイクルで5980円のを購入。それだけの価値があればいいのだけど。

そうそう、フォーク入れてヘッドパーツもせっとして、そのまま強引にヘッドキャップを締めていけば圧乳できるんじゃないかともおもいますが、ベアリングの対過重を余裕で超えそうなので、それはやめときましょう。

	これがタキザワでかった5980円のヘッド圧入工具。1インチ、1-1/8インチの両方に対応。しょぼいつくりで、ぶっといねじにカラー見たいのとナットがついてるだけ。
	今回はＦＳＡのヘッドを圧入。圧乳前にグリスを塗っとこう。
	で、工具をセット。この圧入工具がいけてないのは、カラーがヘッドの内径に合わせたやつしかないこと。写真みたいじ上下ともにヘッドパーツをセットしないとセンターがでないのです。ふつう片方ずつ入れたいよね～　カラーがあればかいけつなんだからこれくらい付けといてほしいね。ミスミなら500円くらいじゃない？ぼくは注意しながら片方ずつ入れました。モンキースパナ使います。ソケットレンチではやりずらかった。工具のねじ山にもグリス塗っといたほうがいいよ。
	で、大体無事に入りました。上が結構固かったのに対して、下が簡単に入っちゃったのが気になるが。

これがタキザワでかった5980円のヘッド圧入工具。1インチ、1-1/8インチの両方に対応。しょぼいつくりで、ぶっといねじにカラー見たいのとナットがついてるだけ。

今回はＦＳＡのヘッドを圧入。圧乳前にグリスを塗っとこう。

で、工具をセット。この圧入工具がいけてないのは、カラーがヘッドの内径に合わせたやつしかないこと。写真みたいじ上下ともにヘッドパーツをセットしないとセンターがでないのです。ふつう片方ずつ入れたいよね～　カラーがあればかいけつなんだからこれくらい付けといてほしいね。ミスミなら500円くらいじゃない？

ぼくは注意しながら片方ずつ入れました。モンキースパナ使います。ソケットレンチではやりずらかった。工具のねじ山にもグリス塗っといたほうがいいよ。

で、大体無事に入りました。上が結構固かったのに対して、下が簡単に入っちゃったのが気になるが。

ショップでヘッドを交換すると3000円から5000円くらいかな。今回は6000円の工具を買ってしまったけど、二回ぶち込めば元が取れるってわけですね。ちなみに下だま押しの圧入は、ビニールパイプとかでやれば十分ですよ。

この方法は下のページを参考に考えました。ナットにテープ張るってのを加えました。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kazz_y/bikes/tips/head/hp_off.html

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