2003年
suzuka八時間耐久エンデューロ
鈴鹿サーキットの八時間耐久レースに出ることにしました。ソロで…
関東のサーキットといえば筑波サーキットだけど、関西なら鈴鹿だよね!(もてぎも)
筑波の4時間耐久にはよく出てたけど、関西にすむことになったので、鈴鹿の八時間耐久レースに出ることにしたぜぇ! サーキットのレースだと、ドラフティングがたくさんできるからいいよねぇ。それに、速い人たちばかりが出るわけじゃないからそうかいだぜ! クリテリウム舞島(オープン)、サイクルロードレースイン神戸ポートアイランド(オープン)みたいなことになしないよ。フフ
今回は八時間ソロの部に出場。参加費は12000円かな。安くはないけど、走る距離と時間を考えるとチームで出るよりお得なかんじ。まあ、チームで出るような人もいないけどさ。チームだと、5人まで出れるけど、2人でも5人でも同じに区分されるからちょっとやりにくいよねぇ。
基本はローラ台で練習。休みの日はMTBで山の中走って練習?して挑んだぜ!
このレースは朝8時に開始なので、結構早く行かなくてはならない。そこで、前日入りしました。
どこだよここ… 鈴鹿峠越えたとこの道の駅なんだけど、ここで一泊。なんか宿っぽい名前だし。僕が以外にもレースのためにここで寝てる人がいたね。
で当日朝5時前におきて
鈴鹿サーキットに到着!
天気は雨! 4レース連続で雨に降られる!
鈴鹿はでかいね。筑波サーキットより色々あるよ。遊園地もあるしさぁ。で、でかすぎて思わずピット(会場)からかなり離れた駐車場にとめてしまう。何のために早くいったんだよぉ〜 自転車でピットに往復して、予備ホイールや食べ物とかを運ぶ。ろくにウォーミングアップもできなかったな!
で
いきなりレース終了後に撮影。一人で行くとぜんぜん写真取れないね。今回はちょっとあわただしいしさ〜
レースの展開はというと、8時10分スタート。8時間チームにはなんかドリームチームが作られているらしい。で、8時間ソロには、チームブリジストンアンカーのプロが三人招待されている! どうやらツールド北海道で区間優勝してた人らしい。打倒ブリジストンでいくぜ! 無理だけど。
スタートはローリングスタート。ホンダCBR1100XXスーパーブラックバードが先導してくれる。ローリングの時点ですでに40キロ出ている。結構だすんだなぁ。先頭集団ができて、僕もそれに混じって走る。このまま(先頭にはでないで)体力温存してやるぜ… ぐへへ
一周してからレース開始。でもペースは変わらず40キロ。そのままついていく。結構遅い人が多くて、ちょっと危ないかも。今回のレースは先頭集団のままでほかの人と段違いのはやっさでぶち抜いていくのでかなりの優越感だな。
雨がやや強くなる。アームウォーマーしておいてよかったかな? 先頭集団にはブリヂストンのひともいる。太い足だなぁ。
ぐるぐる回る。鈴鹿は走りやすいぜ。注意が必要なのは逆バンクのヘアピンだね。かなり慎重に走った。油断するとすぐに後輪がスリップするね。これはタイヤがTT用の「ビットリア ウルトラスピード」だからかな? 10気圧入れてたしね。(適正9〜11気圧) その他は下り勾配でのカーブが多く、快適に走れる。
と、
しかし!
トイレにいきたい…
みんなどうなのかなぁ?
いつまでこの集団は続くのかな?
チームの人は交代とかしてるのかなぁ?
依然として平均時速40キロ付近をスピードメーターは示している。はらへったなぁ… と、まあ、結構順調に周回を重ねていたが、所詮僕は僕、ローラー台はローラー台、体力の限界がちかづいてきたかぁ? という感覚はなかったけど、2時間半が過ぎたころか、ホームストレートの上り坂にきたとき
「あれ?」
僕はスピードダウン。集団についていけなくなる。ここまでか… いつのまにか僕の体は蝕まれていたのね… そして
「なんじゃこりゃぁ!」
ぼくは、ゆっくりしか走れなくなってた。いままでぶち抜いていたひとらにのぼりで抜かれていく。これはいかんぜ。と、ここらで背中に隠し持っていた「ヴァーム」を飲む。しばらくすると回復してきた。ちゃんと食べなきゃだめなんだねぇ。
しかし、所詮はヴァーム(?)なので、ピットに入る(ピットっつても、ソロの人は芝生の上のへっぽこテントだぜ!何なのこの取り扱い!)。そして、バナーナをもぐもぐ。パンを食べ、パンを背中に入れる。このときくらっと立ちくらみしたね。
元気に走り出して、ぐるぐる。4時間がちかづいてきた。やっぱりはじめのようなペースはもうでないね。ずるずると平均速度は落ちていく。しかし、コバンザメのように人の後ろについて走っていくぜ!
四時間ずぎると、四時間の人たちが終わっていく。すると、急にサーキート上の人がいなくなる。風除けが…
ここらで、見知らぬおじさんとトークする。「8時間ソロですかぁ?」
そして、僕の尿意もピークに達してくる。トイレ行くのは遠いし、時間かかるしなぁ。ヨーロッパのプロは走りながら横から出してするっていうけど、僕にはそんな勇気も長さもないしなぁ!
僕はおとなしくピットに入る… その手前の芝生で放尿… ふ〜 サングラス曇る
そのまっまピットですばやく飲み食い。すでに消費尽くした食料を背中に入れる。今度はめろんぱんだぁ! 雨も強くなってきてるので、ウインドブレーカーきる。
そのあとは特に語ることもなく、ぐるぐると走りつづける。まだトップ集団は存在してるのかな? たまにブリヂストンアンカーの人とかが元気に抜いていく。ペース落ちないのかな?
僕は結構普通に抜かれていく。「どうせチームで走ってるひとだろう」と、闘争心も燃えない。
で、八時間が近づいてくる。もう一周できるか微妙だったので、ダッシュして、7時間59分30秒くらいでラインをきり、周回を一周伸ばす。で、
8時間12分30秒92でゴール
結果は、46周回で、ソロ111人中14位!だらだらした割にはいい成績だ。ほとんど、はじめの2時間半くらいで決まってたんだろうな。これはチームの結果と比べると56位くらい(249チーム中)のせいせき。交代しながらでも僕より後ろに190チームくらいいるのか! まだまだわかいぜ!
そして…
なんとチームブリヂストンアンカーの3人中2人に勝利していた!?
というのも、7時間とか7時間半で走るのやめてたみたいだからだね。でも僕の勝ち。まぁ
勝負には負けたが、試合には勝ったな
ちなみに、その日は知った距離266.05キロ、最高時速59.2キロ、平均速度32.1(レース32.54)キロ、走った時間8:17:03でした。
疲れた
さらば鈴鹿サーキット
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