YZF-R1なスプロケット

スピードメーターのバックライトをLEDにゃったぜい!

ツーリング中… スピードメーターが暗くなった… あれ? 何キロでてるかわからないじゃん! まあ、そのうち走ってるうちになおるかな〜?

直る分けないっす! ランプが切れたみたい。交換しないとね〜 98,99年のR1はバックライトがフツーの電球。でも、最近のバイクはLEDらしいじゃないっすか! LEDなら玉切れもないし、なんかかっこいーよねー というわけで

LEDバックライトに改造!

ええ? そんなことできるのかよ? フフ… まかせてくれ。なんてったって俺様は電気工学科を卒業し、その後、半導体の発光に関する研究で修士号をとっていたのだ! アノ中村しゅーじの公演も二回聞いてるんだぜ〜 この俺にかかればLED化など楽勝だ!

これが近未来の光だ!GaN! ZnSeはもう古い! 

スピードメータがLED、タコがノーマル



今回はLEDバックライトへの改造をご紹介。失敗しても知らないので勝手にやってね

今回は普通のパーツ交換とは違うので、バイクショップでは手に入らないものがひつようっす。用意するものは

LED(やっぱり白か青かな?)

定電流ダイオード(または抵抗)

銅線少々

はんだ

半田ごて

まあこれらの部品はアノ有名な「秋葉原」に行けばそろいます。LEDは無難に白か、イケイケのブルーにしたいところ。ブルーは「俺は改造してるぜ!クールだぜ!」という感じでいやなので、僕は白色LEDを購入。250円くらいかな? 青も似たような値段だった。LEDは光の範囲が狭いので、広視野角のものを購入したいとこです。

白や青のLEDを光らせる電圧は大体3.2Vくらいだったと思う(赤、緑はもう少し低い)。にたいし、バイクでは12Vの電圧でランプを光らせているので、そのまま電圧かけたらLEDは強い光を一瞬発し、その後はうんともすんとも言わなくなります。そこで、LEDに直列につないで流れる電流を調節するのが定電流ダイオードです。

定電流ダイオードの変わりに抵抗入れてもいいけど、そのときは12Vかけたときの電流を計算して抵抗を選んでください(680Ωくらいが良いらしい)。定電流ダイオード使ったほうが確実かも。LEDに流す電流は15mAくらいだったかなぁ? 買うときにお店の人に聞くと教えてもらえます。定電流ダイオードは150円くらいかなぁ?

半田ごてとはんだはその辺のホームセンターでも売ってます。100円ショップのダイソーでもはんだ売ってます。ダイソーで300円で半田ごて売ってるのもみたことあります。

さて、これらゲキヤスパーツがそろったところで作製と取り付けにはいるっす! まずはメーターはづすっす!

まずスクリーン外す

本来はカウルステーごと外すことになってるけどうまくねじを回せればメーター外せます。作業しにくいけど。

外したメーター。軽い。




裏のねじ外して分解

矢印で示した黒いやつがランプとそのソケット。

まわすとソケットごと外れる

外したランプとソケット。ランプは引っ張れば取れる。

普通にランプ交換のときは新品のランプに換えればいいんだけど。

LEDにかえるには、スピードメーターの基盤にLEDと定電流ダイオードをはんだでつけてやることもできるのだけど、そうしてしまうと失敗したときが面倒だし、純正部品に元に戻せない改造を加えてしまうのがいやなので、このソケットはそのまま利用し、くっつけるLEDに工夫することにした。

ということで、ソケットにすんなりさせるように、ノーマールのランプの一部を流用。

ランプの上の部分(フィラメントが入ってる部分)を割る

割るときは破片が飛んで危ないので、ガムテープとかでおおってから、ペンチとかプライヤーで握りつぶすといいかも

で、このランプの残骸にLEDなどをはんだ付けします。

LED、定電流ダイオードには極性があるので、+−の方向を間違えるとダメっす。両方ともダイオードなので、一方向にしか電流を流しません。

LEDは出てる銅線の足の長いほうをプラスに接続

定電流ダイオードはカソードマーク(線)が入ってるほうをマイナスに接続

定電流ダイオード(写真はただのダイオード)


まあ、つなぎ方は左のようになります。こんな感じで電源の+−につなぎます。

でも、今回はダイオードのカソードマーク側と、LEDの足の長いほうをつなぐってことだけが重要です。

スピードメーターの基盤のソケットつけるとこのどっちにプラスがきているかなんてわかりにくいし、間違っても反対に付ければいいだけなんで。

抵抗を使うときは、抵抗には極性がないので、LEDにどちら向けにつなげてもOK

でもって、LEDと定電流ダイオードをうえの図のようにはんだ付けし、そいつをノーマルランプの残骸にはんだ付け。

ノーマルランプの残骸から出ている銅線につなぎます。

このままだと銅線同士が接触してショートしたり、12Vの電圧が直接LEDにかかったりする可能性があるので、接着剤などで絶縁します。僕はトクイのホットメルト使いました。



ちょうど部屋に置いてあった車のバッテリーで光ることを確認。しろくひかってるね〜

こいつをソケットにはめて、メーターにくっつける。さっきも書いたけど、メーターのどっちにプラスが来ているかわからないので、コネクタだけバイクとつないで光ることを確認する。ダメだったら反対にすればいい



それでもって実際に付けたとこ。左のデジタルスピードメーターはLED。右のタコメーターはノーマル。

LEDらしく若干青みがかった白に光っている。クールだ。消費電力も少ないし、玉切れももうない。

タコメーターはまだ切れていなかったのでノーマルですが、スピードメーターよりも広範囲を照らす必要があるのでLEDではつらいかもね。今回のようにそのままランプと置き換えるだけでなく、位置とか角度、反射なんかも考えないとうまく全体は照らせないかも。

ということで私のR1もイケイケのメーターになりました。2000年以降のR1はノーマルでLEDバックライトなので、こんあ改造が楽しめるのは初期型のR1だけっす。



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