KLX250SRとヘッポコライダー
既にバイクは他に持っていましたが、ツーリングしているとダートは結構ありR1だと走れない(走るときもありますが)ことが多かった。オフロードものってみたくなったので「オフロードバイクも買っちゃうか〜」という通常ではあり得ないブルジョワ思考で手に入れたバイクです。
もちろん個人売買で!
KLXがいいなー
僕がオフロードバイクに求めた性能は、
1 倒立フォーク 長年あのオフ車のフォークガードにあこがれていた
2 4スト ツーリングするのでやっぱり燃費がよくないとね
3 キック始動 あまり乗らなくてもバッテリーがあらないので
4 安い! 個人売買ならやすい
という理由。安い=古いバイクですが、そうなるとこれらを満たすバイクはKLX250SRとスズキのDR250SHとかしかない。より安いDRにするつもりだったがかっこよさでKLX250SRにしたのだ! これで「男カワサキィ〜!」とか言いながら走れるぜ!
ヤフーオークションでしばらく探して初期型(93年型、E1)を見つける。半分業者みたいなひとで
「業者オークションで仕入れを行っており一通り見させていただいた感想を書かせていただいております。簡単なチェックで申し訳御座いませんがすべてのバイク の情報を書いて説明することは不可能です。見落としなど商品説明と違う場合もあるかもしれませんがその場合現状販売ですので現況を優先させていただきます。」
とちょっと怖いことが書いてあるが落札。13万5千円でした。
現物確認してそのときにお金を払おうと思ったが、数日中に確認できないなら先に振り込んでほしいということで、先にお金を払う。(いいんですか〜?) 覚悟を決めて書類を送ってもらい名義変更、ナンバー取得、任意保険加入、オフ用ヘルメットなど購入してから取りに行くことに。後には引けなくなってきた〜!
KLXさんこんにちは
電車に二時間ほど揺られ、大阪到着。出品者と会って確認。バイクはそれほどきれいではないが、まあ普通か? ナンバーつけて少し走らせてせてもらうことに。
「普通だ〜」
普通に走って普通に止る。別に変なところはなさそう。引き取って乗って帰ることにした。
4ストでは初めてのキック始動、不慣れなステップ位置だが、無事に帰ることができた。渋滞したせいか燃費はリッター25キロ。ほんとうは空気圧が全然足りて無かったってところもある。
しかし、ニューバイクは面白いね。休日がたのしみになってきたぞ!
メンテナンスしなくては!
そして、メンテナンスを開始! そこでいろいろなことがわかってきたぁ!
まず、漏れていないといっていたフォークオイルが漏れている。
ちょっとわかりにくいかな? 他にリヤサスももれてるっぽい?
冷却水も漏れている、もしかしたらエンジンオイルも漏れている?
エンジン下にはなにやらたくさん液体が。オイルも混ざってる感じ。
エンジンガードの上にも液体が。メカニカルシールがいかれている模様。
そして、ハンドルロックのキーシリンダーが破壊されている!
これが「現状を優先」なのか?? フォークオイルは結構走らないと漏れがわからなかったのかもしれないが、冷却水もれと、シリンダーの破壊は出品者が書くべきなのでは?? といいつつ、見せてもらったときに気が付かなかった僕もダメですが… KLX250SRはイグニッションとハンドルロックのキーが別なんですね! 知らなかったなぁ。 出品者には不信感がつのりますが、メンテナンスを楽しむことにします…
最初の頃にやったメンテ
とりあえずエンジンオイルを交換。
微妙な写真だ。オイルはR1で使ってるYAMAHAエフェロプレミアムだったかな? エレメントも交換。1000円弱?デイトナの奴
ブレーキフルードも交換。やっぱりR1で使ってるヤマハの奴を使用。
リヤは普通に交換できたが、フロントは・・・
蓋が開かない!
ネジがさび付いてるのかネジが回らない。つぶれそうになったのでインパクトドライバーやねじ山救急隊という液体をつけてみたが結局ダメ。そのうちフロントブレーキをかけたらそのままかかりっぱなしという現象に襲われたのでマスターシリンダーごと交換。中古だったので安かったけど。
そして汚れていたエアークリーナーエレメントも交換。汚れているというかツナギ目がはがれてきていた。
新品はいいなあ。社外品も考えたけどキャブのセッティングが変わるかもしれないので純正で4200円くらい。その他クリーナーとオイル合わせて3000円弱
冷却水も交換
ラジエータ液1000円弱。(あまっている)
タイヤも交換。製造年を調べると、96年製造だった。11年前ですか〜 やっぱり前世紀のタイヤはよくないよね。
新品のひげ
前後、工賃あわせて割引とか使って全部で18000円位。安くは無いけど、R1のリヤタイヤかえるよりは大分安い。
他にキャブレーターもオーバーホールしてしまった。
なんでやったかというと走行中にアクセルを開けるとエンストしてしまい、その後始動がやりにくくなり、かかってもアクセル開けるとエンスト ⇒ 原因はキャブに違いない!と考えた。KLXはフューエルフィルタもついてないし、ゴミでも詰ったのだろう・・・と。オーバーホールしてエンジンかかったが、しばらく走ったら同じ状況に・・・ 「もしかして組みなおしたときに油面の調整が変になったりしたかな?」と思いもう一度取り外して確認したが正常。キャブを取り付けてやるとエンジンかかる。で、また止る。そしてこの辺できがついた「も、もしかしてガス欠ですか?」 ガソリン入れたらいい走りしてたなぁ
色々と手をかけて、キャンプツーリングができるほどにKLXの信頼性を回復させることができました。まだやるべきメンテナンスは残っていますがコツコツと楽しみながらやりたいですね。
エンジン始動性の悪さはなんとかならないかな? イリジウムプラグに交換した直後はよかったんだけどなぁ… 一回かかればその後はキック一回でかかるんだけど。たまに一発でかかったりもするし、かからないときもある。わからないな〜
林道もばりばりだぜ!
KLX購入のなかで最大の失敗は安さを優先してイマイチな車両を買ってしまったところでしょうか。やっぱり業者ではなく実際に乗っていた人から買うことが重要に思えます。でも、変な改造のされていないKLX250SRの出品数が少ないところが残念!
はじめの頃かかったお金
車体 |
135000円 |
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