(試験場での)大型二輪免許の受かり方

北海道、クッチャロ湖を望むクローバーの丘にてYZF-R1と 20058

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アンケート 試験に落ちた理由は何ですか? 

れは私が免許を取るときに得た情報や経験を元にかかれています。一応教本も参考にしていますが、間違いもあるかもしれませんので注意してください。

大型二輪とは

大型はどんな排気量でも乗れるというものである。かつて大型二輪は限定解除と呼ばれ教習所でとることができず、試験場での一発試験でしか取得することができない非常に難しい免許であった。しかし1996年の免許制度改正により限定解除が大型自動二輪となり、教習所での取得が可能となった。このようなわけで大型の取得が容易になったわけであるが、試験場でのいわゆる一発試験により大型の取得を目指す人は少なくない。それはライダーにとっての大きなステータスなのだ。

 最近は教習所で取得する人も多いみたいですが、やっぱり大型二輪は試験場でとりたいですね。

試験を受けるために必要な手続き

普通自動車免許か普通自動二輪免許を持っていれば学科は免除される。実技試験だけとなる。手続きの仕方は試験場ごとに異なるが、今回は茨城県について説明するが全国で大きな違いはない。実技試験を受ける前に事前審査を受ける必要がある。茨城県では毎週木曜午後一時までに「大型二輪」の窓口で受付をして、その後行われる。このとき必要なものは、

長袖長ズボン、

グローブ(軍手でも可)、

ヘルメット、

免許証、

書類 

である。グローブとヘルメットについてはなくても可能かもしれない。ヘルメットはちゃんとJIS規格のC種をクリアしているものがいいと思います。でも最近はあまりうるさくないみたいで、明らかに125cc以下用の半キャップの人もいました(そして合格していた…)。でもフルフェイスやジェットやオフロードのものがよいと思います。靴はできればブーツ。ない場合は靴下にズボンのすそを入れればOKです。

書類であるが、総合の受け付けのようなところに用紙が置いてあるのでこれに必要事項を記入、顔写真をはる。収入印紙も貼るが、事前審査のときは収入印紙がなくても問題ない。ちなみに必要な収入印紙は4350円。つまり一回の試験ごとに4350円かかるということである。収入印紙は試験場内や、試験場の外にある多くのお店で買うことができる。大きな駐車場の駐車場の向かいのプレハブの店で買うと飴がもらえる。ここのお兄さんは昔教習所で教官をしていたそうなので、何かと相談ができる。

話を元に戻し事前審査についてであるが、行われるのは視力検査(両眼で0.7以上)、オートバイの引き起こし、そしてとりまわしである。オートバイはYAMAHAFZX750(今はVFR750K)です。引き起こしはバンパーがあるためそれほど苦ではないが、とりまわしはバイクが重く、ブレーキが引きずっているようなのでつらい。事前審査で落ちる人はまずいないので気楽にやりたいところ。

事前審査が終了したら本番の実技試験の予約を窓口で行う。茨城県では完全な予約制。ほかではキャンセル待ちができる場合や、朝に受付をするところもある。茨城県では試験は月、水、木、金に実施されているが、春休みなど、普通自動車の免許を取りにくる学生などが増える時期には木、金のみしか行われない。1日に試験を受けることのできるのは3040人程度で、試験官の人数により異なる。午前と午後に行われ、午前中に試験を受けられて人は、午前中の試験がすべて終わった時点で合格発表があり、帰宅できる。しかし午後に回された人たちは午後の試験がすべて終わるまでは帰ることができないので、試験は1日がかりとなる。

最近の茨城試験場では、毎週木曜日のみしか大型二輪の試験を行っていないようです。教習所で受ける人が多くなって需要が減ったためでしょうか?

 

試験の内容

バイクについて

試験に使われるオートバイはHONDAVFR750K。車重はおそらく200キロ前後、パワーは77馬力くらいだと思う。車重は乗ってしまえばそれほど問題はない。ある方によると女性でも重さは問題ないらしいです。足つき性もまあまあ。私が最も苦労したのは普段乗っているオートバイとのハンドル位置の違いでした。VFRはアップハンドルで、CB400SFなどと同じ位かと思います。レプリカに乗ってる人は注意。

最近の試験場ではホンダのCB750Kが使われているようです。215kg、75馬力。多分CB400SFとかと同じようなハンドルの位置かと思います。よくわかりませんが…

 

試験コースの課題

試験には乗車、発進、走行、停止、右折、左折、徐行、車線変更、直線で規定の速度までの加速、障害物の回避、坂道発進、クランク、S字クランク、一本橋、波状路、スラローム、線路の横断、急制動、降車 があり、これらが評価されます。普通自動二輪との違いとしては、波状炉の追加がありますが、最も違う点はスピードを出さないと加速不良として減点されることが多いことだと思います。最初の持ち点は100点で、そこから減点されていきます。70点以上が合格です。試験中に減点が多くなり、合格する見込みがなくなると試験中止が告げられます。その他、転倒、一本橋からの脱輪、その他危険行為があると試験中止になります。茨城県では減点が多くなっても最後まで走らせてくれる場合が多いですが、多くの試験場ではそうではないようで、最後までいけた人は合格になる場合が多いようです。

 

発進

試験の開始時にバイクに乗るのにもきちんとした手順が必要です。試験官に手を上げ、自分の名前、番号を言います。元気よくはきはきと言いましょう。ついでにお辞儀もする人が多いです。そして試験が開始されます。発進手順は

バイクに近づく前に左右確認

バイクを起こし、スタンドをはらう

前後を目視で確認し、後方を確認しながら乗車(右足は地面につかず、ステップに乗せる)

ミラー調整

キーを回し、ニューラルを確認

エンジン始動

右後方を確認し、右足を地面につき、ギヤを1速に入れる

ミラーで右後方を確認し、ウインカーを右に出す

右後方を目視で確認し、発進

といった具合で発進します。試験全般にいえることですが、試験中は基本的に右足を地面についてはいけません。右足を地面につくには右後方を目視で確認しなくてはなりません。乗車のときも、乗っていきなり右足をついてはなりません。必ずステップの上に置くようにします。また、目視で後方や左右を確認するときは試験官に見るように、首の運動のつもりでぐるんぐるんと首を回して確認します。ミラー調整は乗車後ならいつでもかまいませんが、緊張していると忘れ勝がちです「乗ったらまずミラー」とすぐにやってしまうほうがいいと思います。とにかくミラーに手を触れていればOKです。もしニュートラルになっていなかった場合は、右後方確認、右足を地面につきギヤをニュートラルに入れてください。左足をつくときは確認は要りません。そして発進ですが、1回目の試験ではバイクも初めてでクラッチがどんな感じなのかなど不安もあると思いますが、そんなにおかしなバイクではないので、多くの人が普通に発進していきます。アクセルを少し多めに回して、ゆっくりとクラッチをつなげば大丈夫です。クラッチミートに時間がかかってもそれほど問題ないと思いますよ。

もしエンストしたら… その時は、左ウインカー、右後方確認、ギヤをニュートラルに入れる、エンジン始動、ミラー後方確認、右ウインカー、後方確認、発進の順でやり直しましょう。

 

走行

走行は基本的にキープレフト、道路の左よりを走行します。あまりより過ぎてバンパーがはみ出ない程度にしましょう。そしてスピードを出す。これが大型二輪の特徴だと思います。出せるところではスピードを出し、減速すべきところできっちり減速する。つまりメリハリのある走行を心がけなくてはなりません。大型二輪を受ける人のほとんどはこの点を指摘されると思います。僕も何度となく指摘されました。直線部分では加速、カーブなど、徐行が必要なところでは減速します。車線変更中も例外ではなく、徐行が必要なければスピードを出します。

スピードはどれくらい出せばいいのか? 決まってはいませんが試験コースには速度制限の看板がないので60キロまでOK?かと思います。そこまで出さなくてもすぐに3速、4速に入れるくらいまでは加速します。ちょっとした短い区間でもアクセルをあけ、すばやく加速し、そして徐行するポイントの前でエンジンブレーキを十分に利かせ、フロントサスペンションが沈み込むのがわかるくらいのブレーキングで減速をします。ちょっとしたレースのような気分でやるのもいいでしょう。コースの下見のときにも「ここは加速する」とチェックしておいたほうがいいですね。

 

車線変更

これは

ミラーで後方確認

ウインカーを出す

約三秒後、目視で後方を確認

車線変更

という手順で行います。この後右折、左折が続く場合は、右折指す津する30メートルくらい手前で車線変更が終わっているといいと思います。ただし、交差点がいくつか続いて存在している場合は、ひとつ手前の交差点の中で変更するくらいがいいと思います。どこで車線変更をするか、コースの下見のときにあらかじめ決めておくとよいでしょう。また、急激に曲がって車線変更すると指摘されることがあります。緩やかに行きたいところです。これもコースの下見のときにどういうルートで行くか決めておかないといけません。

 

右折、左折、交差点確認

右折左折するには基本的にその30メートル手前からウインカーを出します。そして目視で確認し、右、または左によっておきます。左折の場合は交差点の直前で巻き込み確認を目視で行い、曲がります。右折の場合は対向車の存在を確かめます。対向車がいる場合はちょっと遠くても待っておいたほうが無難です。そして曲がります。

曲がる場合、交差点の中は徐行です。交差点手前まではスピードを出し、徐行してから、(左折のときは巻き込み確認をして)曲がります。

交差点では信号があってもなくても交差点確認が必要です。横切る、または曲がる前に左右を目視で確認します。また、信号のない交差点でかつ優先道路でないほうを走行している場合は合わせて徐行が必要です。車などがくる場合は停止します。こなければ停止してはいけません。

 

停止、一時停止

停止すべきところは、まずは一時停止の表示があるところ、信号が赤のとき。これらは普通に線の手前でとまります。とまるときは必ず左足だけをつきます。他には坂道発進のとき、一本橋にはいる前など。そして交差点で曲がるときなどに対向車などがある場合です。上で述べたような優先道路を走行していない場合も同様です。逆にいうとこれ意外では停止してはいけません。停止すると減点になるようです。たとえば見通しの悪いT字路で左折するとき。これは徐行してゆっくりと顔をだし、他の車を確認し、車がなければ足をつくことなく通過し、いればとまります。これが結構難しかったりします。他の交差点などでも同様で、足を付かずにいきます。

 

障害物の回避

外周には障害物として車や、もしくはそれに見立てたパイロンがあります。これをよけるのは

ミラーで後方確認

ウインカーを右に出す

目視で右後方確認

右に車線変更(ウインカー出してから3秒たってから)

ウインカーを左に出す

車の影を確認するように左後方を目視

左に車線変更

ウインカーを消す

といった手順です。恐らくこのときは徐行しなくてはなりません。僕は車の免許の教習のとき「このスピードで走ってて、子供が飛び出してきたら止まれるのか?」と指摘されたことがありましたし… よけるときには障害物から1メートルくらい離れるようにします。また、このとき対抗車線にはみ出してもよいです。あまりはみだしすぎてもだめですよ。

 

直線での規定の速度までの加速

これは外周で指定されたところで40キロまで加速します。そのまま走り、コーナーの前に徐行の看板があるのでその前までにスピードを落とします。40キロギリギリでは怪しいので、ちょっと多めに出しときましょう。出すのは一瞬だけでもだいジョブですが、「メリハリ」の重要な大型二輪ですので、徐行の看板の手前まではスピード出しましょう。

坂道発進

坂を上って中腹あたりで停止します。実は坂を登るときは徐行です(もちろん1速)。地面につくのは当然左足のみです。右足でリヤブレーキをかけフロントブレーキは離しておいたほうがアクセルを操作しやすくてよい。このときギヤは1速に入っているはずです。確認したいときは目視で右後方確認をしてから右足をつき、ギヤチェンジします。発進する前に目視で後方確認します。発進し、頂上付近でクラクションを鳴らします。坂の頂上には警笛の表示があるはずです。

発進はアクセルをあけていき、クラッチをゆっくりつなげばOK。停車する位置が上過ぎるとクラクションを鳴らすのが忙しくなるので注意しましょう。

 

S字クランク(曲線コース)

これは2速、または1速でいきます。ここは遅くいっても減点されることはないと思いますので、自分の好みのギヤで行くとよいと思います。僕は1速で行きました。また、コース内ではギヤチェンジをしてはいけません。

コツとしては視点を曲がる先の方向に向け、ほぼ一定の速度で走り、バンク角も一定に保つことですね。またニーグリップもしっかりしたほうがよいでしょう。ちなみにコースの幅は二メートルです。

VFRにはバンパーがありパイロンに接触するかも知れないので注意しましょう。またS字の後に曲がる方向にあらかじめウインカーを出しておくことをお忘れなく。

ゆっくりでもいいと書きましたが、やっぱり早くいったほうが「アイツやるではないか」と試験官の印象をよくすることができるでしょう。でも僕は遅く1速で行きました。それでも受かりましたよ。

クランク(屈折コース)

基本はS字クランクと同じですが、曲がるのが直角できついので、S字よりもバンクを小さくします。半クラをうまく使い低速で曲がりましょう。僕はやはり1速で行きました。ここではメリハリはいらないと思います。あればあるでいいかな? ここでも出口前であらかじめウインカーを出しておきます。ここでの道の幅は2メートルとなっています。

 

スラローム(連続進路転換)

スラロームは等間隔に並んだパイロンをアグレッシブに通過します、パイロンの数はスタートとゴールを入れないと5個で、5回曲がります。パイロンの感覚は4.5メートルとなっていますが、茨城はもっと狭く感じられました。間隔は普通に歩いて67歩くらいでした。大型の通過タイムは7秒以下です(普通二輪は8秒)。コースの前で停止する必要はなく、そのままいけます。ただ、他の受験者がスラロームしてるときは止まって待っておきます。

ギヤはできれば2速で進入するといいでしょう。あまり速い速度で行くとラインが乱れて後がきつくなります。かといって遅すぎてもタイムがあがりません。あらかじめ練習しておくといいでしょう。進入したらまず減速して、バイクを内側に傾け、アクセルをあけて加速して車体を起こすような感じで曲がります。そしてまた減速。この繰り返しです。直線部分では減速して、曲がるとこでアクセルを回して加速、といった感じでリズミカルに行きます。スキーのウエーデルンのようなリズムです。

これはちょっと練習しておけばそれほど難しいものではありません。。ただ、パイロンに接触しないように気をつけなくてはいけません。パイロンに触れただけなら原点ですが、倒すと試験中止になります。ブレーキングはフロントよりリヤを使ったほうがいいでしょう。たまにパイロンを倒して試験中止になる人がいますが、タイムが遅いと注意される人は意外に少ないです。コース内でギヤチェンジをしてはいけません。茨城ではスラロームの後左折か右折するので、あらかじめウインカーを出しておきます。

僕は適当な駐車場でパイロンの代わりにペットボトルや空き缶やトイレットペーパーの芯を並べて練習しました。あんまり攻めすぎて転ぶと自分のバイクが痛いので、適度に。そんなに無理しなくても7秒は切れると思います。

 

一本橋(直線峡路コース)

大型二輪最大の難関にして、多くの挑戦者たちが敗れていく、それが「一本橋である」。個人的にはそう思います。約30センチの幅、長さ15メートルの峡路を落ちないようにゆっくりとわたります。大型は10秒以上、普通二輪は7秒以上かけて渡ります。落ちたらその時点で試験中止です。規定の時間より速いと1秒ごとに5点減点です。

一本橋に乗る前にラインのところで停止します。ギヤは1速にしておきます。ギヤチェンジは右後方を目視で確認してから右足をついてチェンジします。発進前には忘れずに目視で後方確認をしてから発進します。

一本橋に乗るときはできるだけ中央に乗りたいところです。そのためにはラインで停止する時点でいい位置につけておきましょう。乗るときからゆっくりいくのは結構ですが、最初の段差などでバランスを崩しがちなので、乗り始めはちょっと速くてもいいかと思います。乗ったらブレーキで緩やかに減速。そしてその遅い速度を保ちながら体重移動、ハンドル操作でバランスをとります。ニーグリップも必要です。そして遠くを見る(あのころはよかったな〜)。粘るのは最後の方でやるとよい。危なくなったらすぐに出られますから。

一本橋の上で完全にクラッチを切るのは危険です。加速しようとしたときにクラッチがうまくつながらず、むなしくエキゾーストノートが響くことになります。やや半クラにして、それをブレーキングで押さえながら低速走行をするのがいいと思います。あと、乗ってる時間を頭の中で数えても、ちょっと速くなりがちです。僕は11秒数えたつもりでも、実際は8秒くらいでした。歌を歌ったほうがいいかもしれませんね。Drスランプアラレチャンの歌が10秒らしいっす。それから10秒というタイムにこだわらないで、それなりの時間で落ちないことを優先して走り去る方がいいかもしれません。落ちたらそこで終わりですから。8秒ダイでも10点減点ですみますから。

一本橋はよく練習していきましょう。駐車場とかに引いてあるまっすぐなラインを基準にしたり、あるいは自分でナニかものを置いてみたり。僕はビニールテープをちょこっと貼ってみたり、あとどぶのふたや、タイルを基準にしました。信号で止まるときなかなか足をつかずねばってみたり、渋滞のときは「俺は止まらんぞ」とがんばってみたり…

線路の横断

これはそんなに難しくありません。

線路手前のラインで止まる

左右確認

発進

です。ちょっと線路の部分が盛り上がっているので、思わずエンストなんてしなければOK。また、茨城のときはこの先に右折か左折するので、線路手前でウインカー出しておきます。

 

急制動

急制動は、3速以上で40キロまで加速し、定められた地点(ラインかパイロン)から減速を開始、乾燥時は11メートル、湿潤時は14以内で停止します。この中で停止できなかったり、後輪をロックすると試験中止になります。

制動開始地点は4045キロで通過します。手前で制動をはじめてしまうと、この範囲の速度で通過できないので注意。減速はほとんどフロントブレーキです。リアはのせるだけ位でごく軽くかけます。ポンピングブレーキともいわれますが、僕はじわっとかけ始め、そしてぐっとかけていました。また、重要なのはクラッチもつなぎっぱなし。最後にぱぱぱとギヤを下げて停止できるといいと思います。クラッチをつなげていればとりあえず後輪をロックさせることはありません。また、急制動ではエンストしても減点にはなりません。ロックするよりはましなのでクラッチつなぎっぱなしでもいいかも。エンストしたときは、右後方を目視で確認してから右足をつき、ニュートラル、エンジン始動です。ギヤが1速でないときも同じような手順です。この後の発進の前にウインカーを出し、後方確認をしてから発進です。

制動開始地点で40キロ以下だともう一回だけやり直しができます。しかし戻るときもミスがあると減点の対象になりるので、できれば一回でいきたいところです。雨で路面がぬれているときは後輪がややロックしやすくなりますが、そんなに気にすることはありません。ほとんど同じ距離で止まれると思います。ただ土砂降りで、路面に水が浮くぐらいだと難しいかも。特に茨城だと砂が浮いてて滑りやすいかも。

急制動は日常のバイクライフでも練習できます。特にクラッチつなぎっぱなしで後輪がロックしにくい間隔を知っておいてもいいかも。ただし後ろに車がいないときにやりましょう。でも、こけてはいけませんよ!

 

波状路(立ち姿勢による走行)

これは大型二輪にしかない課題です。試験で初めて経験する方が多いと思います。

11.3メートルの間隔で並べられた高さ5センチの凸を立ち姿勢で走行します。幅は0.7メートル、長さは9.5メートルで、立ち姿勢でできるだけ遅い速度で走行します。特に何秒以上とは指定されていませんが、5秒以上とされています。

ここに入るときは一時停止の必要はなく、立ち姿勢になり、そのまま入ります。走行の仕方は、凸部の直前でアクセルを回し、クラッチをつなぎます。乗るか、超えたらクラッチを切り、アクセルをもでします。必要ならブレーキングもします。しかし立ち姿勢でのリヤブレーキはしにくいかもしれません。僕はフロントのみでブレーキングをしました。

波状炉は結構左右に振られます。もっとも重要なのはニーグリップです。ニーグリップでタンクを押さえていると驚くほど安定します。これさえしっかりやっていればうまく突破できると思います。

練習はあんまりできません。ぶっつけ本番ですな〜

 

降車

ここまで来られれば合格の可能性があります。気を抜かずにやりましょう。

ミラーで左後方を確認

ウインカーを左に出す

目視で左後方を確認(ウインカーを出してから約3秒後)

左側による

停車、左足のみを地面につく

ウインカーを消す

エンジンを停止

目視で右後方を確認

右足をつき、ギヤをニュートラルにする

バイクから降り、スタンドを立てる

ハンドルを左に切る

バイクから離れる

となります。エンジンをとめるのはバイクから降りる前なら多分いつでもOKです。バイクを止める場所はパイロンなどで指定してあるはずです。そこにとめないと減点です。また、試験場によってはニュートラルにする必要がないかもしれません。僕が教習所で普通二輪とるときは1速のまま降りるように指示されてました。茨城の試験場ではニュートラルにするように指示されていました。よってエンジンをきってすぐにまたキーをまわして…とやりました。降りる前にキーをまわして、ライトとか消えるようにしときます。

 

徐行ポイント

徐行すべきポイントを上げますと、交差点を曲がるとき、優先道路でない斜線を走行していて交差点を横切るとき、坂の頂上付近、そして忘れ勝ちですが、坂を下るときも徐行です。坂を下るときはクラッチを切ったり、ブレーキを離してはいけません

横断歩道では徐行の必要はありません

 

合格するために

合格のポイントは、緊張しないことです。といってもこれに4350円かかっていると思うと緊張してしまうものです。でもこう考えてはどうでしょうか? 教習所で大型二輪をとると10万円かかります。つまり試験場なら20回受けてもまだ安いのです。また、何回か受ける位置に慣れてくるものです。今までに払ったお金に比べれば、一回分なんて小さいものだと思えてもくるでしょう。

イメージトレーニングは重要です。コース図見ながらイメージしましょう。そのうちコースを覚えてしまいます。コースを覚えたら布団に入って眠るまでとか電車の中とかでにメージとレーニング。イメージは「上から見た図」とかでなく、3Dのリアルなイメージでやりましょう。「ここでウインカー出して〜 ここでギヤチェンジして〜」という具合で。普段の走りでも巻き込み確認とか試験を意識して走りましょう。

何かわからなことがあったら合格発表の後などに試験官に迷わず聞きましょう。多分教えてくれます。数人で聞くとけっこう色々教えてくれます。取り囲んであげましょう。また、教習所で普通二輪をとったかたは教習所でもらった(買わされた?)教本があると思います。探してぜひ呼んでおくことをお勧めします。ない人は回りの人に借りましょう。

僕の場合、合格を阻む最大の壁は一本橋でした。人によっては30秒近くできる方もいますが、僕にはどうしても10秒耐えられる自信がありませんでした。こんな方は、とりあえずここは落ちないように速め8秒位でいってしまい、他でのミスをなくすことが合格への近道となるでしょう。僕が受けてるときも、一本橋でだめになる人が一番多かった。茨城では最初のほうに一本橋があるのでこれで終わってしまうともったいないです。

私が受けているときは、合格率は10%かそれ以下でした。私のまわりでは、45回で合格している人が多いです。一番多い人は11回目です。これから考えると、途中であきらめる人が多いみたいです。僕は7回目で見事合格しました。はっきりいって僕はあんまりうまくありません。普通二輪を教習所で取るときはなぜか4回もオーバーしてました。それを挽回するためにも試験場で免許が取りたかった。4回オーバーの僕が受かってるのだから多くの人はまじめにやれば合格できるはず。もしこの長い文章を全部読むような熱心な方ならもう合格まじかじゃないですか? 昔は超難関といわれても、今は難関くらいです。あきらめずにチャレンジしましょう! お金のあるうちは…

 

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