2001年11月 秋休みの少し前、筑波マラソンが行われ、ファストランの人たちはいつものように参加しました。
参加種目はフルマラソン 43.195キロを走ります。これは競歩50キロについで苦しい競技です。僕も1999年にノリで参加しましたが、もう二どとやるかと思いましたね。
今回は下河辺君、ゴトー君、寺下君、トーラニン君(ジャン君)、渡辺君(ナベツネ君)が参加しました。
僕は最近手に入れたデジタルカメラ「FUJIファインピックス2300」を使うためゴールで待ち構えていた。
4時間30分くらいにどこかで見たことのあるLOOKのレーサージャージの人が激しくラストスパートしていました。 「ウオ― 親父には負けね―」 |
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「すごい走りだったね」 話しかけても写真を取っても気がつかない様子の下河辺君。もてうる力のすべてを出し切ったようだ。 「燃えた… 燃え尽きた… 真っ白な灰に…」 |
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その後寺下君がきました。 こっそり盗撮でもしようかと思いましたが、あっけなく見つかってしまいました。 「ナニ見てんだよ!!」 |
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5時間以内でゴール |
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「ぜーはぜーはー」 あまり感動してないようす。 |
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リタイアしたトーラニン君がきた。情けないやつだ。まるでゴトー君や加藤君のようではないか 「アレー モウゴールシマシタカー」 「足がいて―」 「正輝はまだかな―?」 |
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「あっナベツネ! 歩いてるよ!」 5時間ちょっと過ぎくらいに渡辺君がきた。カメラに気づくと、それまで歩いてたのに走り出しました。 |
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ちょっとはカメラに愛想を振り撒いてほしいね。 |
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「つかれたッス。もうバイトやめたいっす」 |
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勝者二人と敗者一人。 「ヨクカンソーデキマシタネー」 「やっぱり八段と九段のちがいかな?」 「俺も八段だよ!」 |
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「ぶおっ くさっ」 「誰の足だよ?」 豆ができてますな― |
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寺下さんの足でした。 「許してほしければ足の裏をなめろ」 |
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「よっこらせ。じゃあ記念Tシャツでももらいにいくかな―」 |
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「やあ、何時間だった?」 いつのまにかゴールしてた正輝君。タイムは完走した4人の中で最悪でした。」 「君、何回でてるの?」 |
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「完走したぜ! インスパイアーザ ネクスト」 「渡辺がいないけど気にしないぜ!」 「来年も出ま○ー」 「まっ俺の敵じゃないね」 |
という訳で、僕はもう二℃と出るかという決意を固めるのでした。