激安タンクバックの自作から数年の月日が流れた… 

そして、時代は新たな自作タンクバックを欲している!

自作タンクバックU!

謎が今、ベールを脱ぐ!?

僕がタンクバックを自作したなつかしの学生時代、それから月日が流れ社会人となった。初代タンクバックは依然として活躍していたが、これには欠点があった! それはガバっと大きく開けられないこと。奥にあるものがなかなか取りにくく、ごちゃごちゃになってしまうのだ。やはりリュックを改造しているのでそこが限界か?

長年の使用により糸もほつれてきたし、今まで数々のライダーにインパクトと笑いを与えてきたし、そろそろ新たなタンクバックを調達することにした。初代タンクバックのページの最後に「市販の奴買ったほうがいい」なんて事かいていたが、今回も自分好みの使い勝手に作るために自作にこだわった! タンクバック買うのはまるで大型二輪免許を教習所で取るようなものである!?

早速僕は近くのバイク用品店に「いまどきのタンクバック」がドンなもんか調べに行くことにした。本当は買う気もなくなんとなくタンクバックを見ていたらアイデアが沸いてきて創作意欲が湧いてきただけだったりする。やはり市販のものは使いやすくできていて、中には地図を入れえるクリアケースがマジックテープで取り外せて、そのまま反転してつけて地図をめくらないですむ、なーんてのもあった。

というわけでやっぱり自分で作ることにしました。

自作タンクバックで重要なのはベースとなるバックの選択だ。以前は100円のだったが、社会人となった今は「1000円くらいでもいいかなー」というブルジョワぶりである。チャックがぐるっと回っていてぱかっとあけられて、手ごろな大きさで長方形、手ごろな価格、色は黒、ってのが理想。いろんなホームセンターやら上野のバック専門店やら回ったが、なかなかいいのがない。そんななか、ナイキ系のスポーツショップにいったらなかなか惜しいバックがあった。どうやらスパイクとかいれるシューズバックの模様。そこでいろいろとスポーツ用品店をまわったら…

手ごろなバック発見! 998である!

このバックはどうやらウィルソンのゴルフのシューズを入れるものみたいだが…

見よ! このぱかっとOPEN性能! 大きさ形も申し分なし! 僕が捜し求めていたのはまさにこのバック! 底の部分は厚めでバイクの振動を吸収してくれそうだ。手提げ部分もついていてイケイケだゾ!

ベースバックを手にいいれたところで、次はマグネットの入る部分、なんていうんだろうミミ?をつくるのだ。旧自作ではこのミミがいまいちかっこ悪かったので改善したい。ベースバックもかっこよくなったしね。

では、今回のタンクバックで使うパーツどもを紹介するぜ! 今回も100円ベースでゲキヤスだ!



今回使用する磁石は前回より強力なものを用意した! フックタイプのマグネットクリップで、対過重15キロとか書いてある。直接金属にくっつけたらかなり強くっつきます!

おまえの強さに、惚れたぜ!

もちろん100円(ダイソー)。でも、おいてないとこも多いね。

旧型のタンクバックは下にシート入れないと滑っていたので、今回は滑り止めのシートをバックの下にはっつける、そのためのスポンジシート。

ホームセンターで300円くらいかな。ちょっと厚め。今思えば下の写真に示している100円の滑り止めシートで十分だった。



すぺリ止めシート。

みみの裏(マグネットのところ)にくっつけで、バックが滑らないようにする重要アイテム。なるべくデカイのを買いたい。



地図を入れるクリアーファイル? よく売ってる奴は、斜めに細かい溝が入った硬い奴だけど、これはビニールでやわらかい奴。これもダイソーだけど、売ってない店舗が多い。

旧型ではクリアーファイルを使っていたけど、いろいろやった結果、こいつに落ち着いた。



では、部品がそろったとこで、早速自作をはじめる! 今回もかなり時間はかかりました。5,6時間は軽くかかったかな?



まず、今回「美しさ」にこだわったみみの部分。下から滑り止めシート、下布、上布、の淳で縫い合わせる。そしてした下布と上布の間にマグネットを入れる。



まずは布がずれないように適当に仮縫い。



そして、ココで美しい仕上げのための重要アイテム、「ストラップの布?」を使用。荷物を固定するときのストラップの細長の布。ホームセンターでメーター数十円で売っている。こいつを使って耳のふちの部分を綺麗に仕上げる。

写真で見たほうが早いが、ストラップを半分にして耳をはさんで縫い付けていく感じ。

これまた、硬い!!



ぐるっと一週縫い付けて、マグネットも入れたところ。

一個作るのに45分かかるね。ミシンほしいなー



長さはバイクから外したときにミミ同士をくっつけて運びやすいようにする。

磁石の方向にも注意だね



これを今回は四つつくり、ベースのバッグにくっつけるのだ。別に四つにする必要はない。好みの問題だね。

二個でもいいかも。四個がオーソドックス?



縫い付けるところ。バックの中に糸を通すので面倒。そして、硬い



で、ビニールケース。必要ない編み網の部分をカットする。



で、バッグの上の部分に縫い付ける。

この付け方も色々ですが、僕は前面はマジックテープでくっつけてあって、上に上がるようになってます。あんまり意味はありませんが。

そうしてしまったのは、話せば長いが色々やろうとした結果です。



で、裏面にスポンジシートをつける。

適当に切り、接着剤でつける。自転車競技者の僕はパナレーサーリムセメントを使用。

これで完成!



さて、早速完成したタンクバックをバイクにつけてみるか〜 今回はかなりの自信作だぜ! ゴゴゴゴゴゴ・・・・・

YZF-R1にくっつけたところ。これから四国に行くよ!



タンクバックはばっちりフィットしている! 地図のチャックには紐を追加してグローブをつけていても操作しやすいぞ!

最初はグローブつけていても使いやすいように前回と同じようにマジックテープでやりたかったくて、途中まで作ったのだけど実際に地図を入れるとバックが小さめなのでうまく地図がおさまらなかったんだよね〜



そして今回期待の「ぱかっとOPEN性能」 ばっちり決まっている。

前回よりバックの大きさが小さくなって、カッパが入れにくいのだけど、ほかの点で大分つかいやすくなった! 満足!

落っこちることもまったくない。磁石は二個だけでも十分って感じ。手提げの部分は便利だね。



今回は、ベースのバックをちゃんと選んだところが良かった。そして、強力な磁石を安く買えたことも大きい。かかったお金は単純に計算すると2000円位かな。実際にはほかにも色々買って試していたののでもっとかかっている。3000円弱くらいか? うーん

 

バイクの先頭に戻る 自作サイドバックに行く

このHPの先頭に戻る(フレームが出ていないときはここ